ファーストトレイン「諭吉っちゃんの畑」の日記 2007年版


こんな人が野菜を作っています!
この人が諭吉っちゃんです。得意の照れ笑いで。
度々ファーストトレインのディナーに登場する「目の前の畑のゆきっチャン(福沢諭吉の諭吉って書くんですよ)」というオジサンが作るジャガイモが、その畑で採れたものです。
諭吉さんはパッと見た感じは恐そうなんですが、この辺一体の大地主であり、笑うととても可愛らしくて、実はとても照れ屋さんです。トラクターに乗って作業している諭吉さんの姿がよく見られます。エンジ色の帽子がトレンドマーク。もっと驚いたのが“骨董好き”という隠された一面にウフフ。古いレコードに、蓄音機、昔の職人さんが手掛けた古民具に目がないそうです。こんな諭吉さんのことを知ってもうと、ますます諭吉さんの作る高原野菜の収穫が楽しみになるのではないでしょうか。
雨の後の雑草刈りは欠かせません。トウモロコシを大きく育てるために、そして夏にこの畑に収穫体験に来て下さる皆さんが畑の中を歩き安いように、という優しい心遣いに諭吉っちゃんの優しさを感じるのです。
諭吉っちゃんのお手伝い係
「くさかりめい&くさかりまさを」(※ヤギ)
ウフフ、私に名前をつけさせてくれました!! トールペイントの名札をつけてます。

▼あいのはらのハートが一つになって行動する住人地図
 
※見かけたら声をかけてみて下さい。

2007「諭吉ちゃんの畑いよいよ活動開始!!」
さてさて恒例になった目の前の諭吉っちゃんの畑の活動が始まりました。
土を起こして畝を作って種の植え付けを待つばかり、になった朝、またまたファーストトレインに電話が掛かってきました。
「へえ!来たぞ!!」
何やら軽トラックの荷台から耕運機のほかにも繋がっているものがあります。
近づいてマジマジ見てみると、どうやらそれは「ソリ」のようです。
名付けて「諭吉号」、諭吉っちゃんの畑をこれであちらこちらに廻って連れて行ってくれるそうです。本日、試運転。
運転手の諭吉っちゃんの他、乗組み定員2名。私に1番に試乗させてくれると言うのですが・・・。
そして、このソリにも、諭吉っちゃん風骨董品のラッパやサイレンがもっともらしく、くっつけてあって走行中に乗員が鳴らして遊べるようにと説明してくれました。
もっともらしい諭吉ちゃんの説明に笑いが止まらない私・・・。
だって、何を始めるやら・・。ここ2〜3日畑に姿が見えないなあ、って思っていたら。「へえ、乗れ!!」ですって。
とうとう、本当に試乗しちゃうことになりました。
畑の中を走る「諭吉号」
ねえ、もしかして「来年はもっと面白いことするずら」ってこのことだったの???
種植えの始まる前からの諭吉っちゃんの畑・・。
今年はどんな風になるのかしら。

▼畑日記
2007年も収穫する野菜の成長を報告していきます。

9月18日
今年も諭吉っちゃんのお野菜達のお陰で皆さんのお料理を彩ることが出来ました。
今日は先月も遊びに来てくださっていた斉藤(姉)の千春さんが感謝を込めて諭吉っちゃんの大好物のお酒「大五郎」を持ってご挨拶にいくことになりました。
ファーストトレインの美人グループでシーズン最後のお礼「諭吉っチャ~ン、この夏もアリガト~」の言葉と共に皆で大きな袋を畑に向けて差し出しました。
ええ、ええモチロン!!大判振る舞いで今年の畑の最後のトウモロコシを次々に袋にあふれんばかりに入れてくれましたとも。
「だから、みんなも諭吉っちゃんが大好き!!来年もヨロシクね!」


8月24日
今日も畑の諭吉っちゃんに会って生のトウモロコシを食べてから、皆さんに清里を後にしてもらおうと、諭吉っちゃんのトラックが来るのを今か今かと待っていました。
待てど暮らせどやって来ません。
待ちきれなくなったボク達は、先に畑に行っています。ところが、そのボク達がいつの間にかトウモロコシを手に帰ってきました。“今日は諭吉っちゃんが用事で来られないからって、別のオジさんが世話してくれたヨ!”
えー?? 諭吉っちゃん、それならそれで、ちゃんと言ってくれなくっちゃダメじゃん。みんなそんなこと聞いてないわヨ。
後に待ってた須賀サン夫妻には、私が諭吉っちゃんになりかわってトウモロコシの採り方を伝授しました。エッヘン!!
しかし、諭吉っちゃん、どうしたのかなぁ....

8月20日
この畑の日記を読んで下さっていたお客様に諭吉っちゃんの畑のご案内をしていました。
そこで判明したのが、何と『諭吉っちゃんってチヅルサンのご主人のことだとずっと思っていた!』
もう、これには大笑いです。確かに諭吉っちゃんのお野菜は大好きだけど、“ご主人”は『ゴメン』だからネ!!
諭吉っちゃんはどう思っているか知らないけれどさぁ。

8月8日
また常連の斉藤姉妹のお姉さんが、お母様をお連れになって遊びに来てくださいました。
もちろん、諭吉っちゃんともすっかりおトモダチです。
畑に行くと、ヒマワリをプレゼントしている諭吉っちゃん。この夏第一号の美人は斉藤さんのお母様ね!!

8月5日
いよいよトウモロコシ達が揃い始めました。やっと、やっとです。
ええ、待っていましたとも!!
さあ、みんなと一緒に諭吉っちゃんの畑に行くからね!!

7月31日
明日からいよいよ8月。夏本番に向かいます。
諭吉っちゃんがトラックでやって来ました。
「へえ、これずら?」待ってました!!これよ、コレ!
諭吉っちゃんのカボチャです。スープにすると、こっくりとした甘みでホントに美味しいのです。皆さんも楽しみにしていてね。
さあ、オーナーに仕込みしてもらわなくっちゃ。

7月29日
夏にも必ず遊びに来てくださる常連のお客様たちが次々到着します。
モチロン皆、諭吉っちゃんのことも、この日記の事も知っていてチェックしてくださっています。
ところが1年間のうちに5〜6回は必ず遊びに来てくださっている常連陣の間でも「清里広報部長」と名の知れるキヨさんは、この諭吉っちゃんだけには会ったことがありませんでした。「この辺の店の人たちもジョージさんも知ってるのに諭吉ちゃんだけ会っていないなんて!!今日は私から自己紹介に行って来る!!」と、畑に諭吉っちゃんのトラックが来るのを待ち構えていました。
白いトラックが来た途端に走っていったのは言うまでもありません。
そのうちにあの「諭吉号」にものせてもらっていました。
トウモロコシ早くたべたいなあ

7月23日
ようやく晴れ間が見えてきました。
涼しい風が通り抜けていきます。
出てる、出てる!!トウモロコシのひげが!!!
てっぺんには花が咲いて風に吹かれてピョロピョロしています。
しっかり太陽に当たらなくっちゃ。早く大きくなあれ。

7月18日
諭吉っちゃんの畑のズッキーニが食べ頃を迎えました。今日のディナーにもモチロン収穫したてのを使います。
何よりの贅沢です。
トウモロコシもぐんぐん背丈を伸ばしていますが、やはり今年も例年通り。いつもの夏休みにやって来る皆さんのことを、トウモロコシもちゃんと知っているのかなぁ。

7月9日
風になびくトウモロコシは、ひと雨ごとにたっぷりと水分を吸収して大きくなっています。
畑の中にあるこの収納庫には何が入っているの??って?
諭吉っちゃんの畑の作業道具とばかり思っていました。
しかし、よくよく扉を見てみるといつの間にか「関係者以外ご遠慮願います」ってプレートが貼り付けてありました。
もしや秘密で買っちゃった骨董品でもはいっているのかなあ。
それとも突然出現するあの「埴輪」とか??
私の想像がどんどん膨らんできます。
諭吉っちゃんに聞いてみました。
何と作業道具でも骨董品でもなければ例の「諭吉号」でした。
いつの間にか赤に塗られて諭吉っちゃんの字で「ゆきち号」って書いてあるんだから恐れ入りました。皆さんも、是非とも見せてもらってください。
7月5日
ファーストトレインの窓から諭吉っちゃんの畑の中で一際、目を引くモチモチの木が今日は手招きをしています。早速近づいてみるとたくさん雨が降ったせいか畑のトウモロコシがぐんと大きくなった気がします。
もう、私が畝に足を入れると腰の高さまで来ています。
「ヨシヨシ!!お利口サンね。」声に出して言ってやりました。
ジャガイモには花が咲いています。
今日の私はオーナーの厨房からザルを借りて来ています。
ええ!あのモチモチの木の「恵み」をいただくためにです。
随分色づいているけれど今日のところは、ヨーグルトに入れるくらいかなあ。
ジャムに出来るには、もう少し先のお楽しみ・・。
6月25日
緑が日に日に濃くなってきました。
諭吉っちゃんの畑の中にはトウモロコシと一緒にたっくさんの野菜が植わっています。様々な苗達がそれぞれに頑張っています。
モチモチの木にもまた、たくさんの実がついています。
来週くらいには濃い紫色になるかしら・・。
ええ、ザルを持って行くわよ!!
6月16日
梅雨に入ったとのことですが真っ青な空に思わず諭吉っちゃんの畑へ飛び出して行きました。
揃っています、揃っています!トウモロコシの苗たちが!!
今年も常連の皆様から夏休みのご予約をいただいているからね。
頑張って大きくなるのよ。今日は苗の葉っぱに握手してきました。
6月6日
諭吉っちゃんの畑にも、今年もいよいよ土の色の間に間に緑色の帯が遠目からも見えるようになりました。
モチロン、いまやすっかり恒例になったトウモロコシです。
今年は時期をずらして長い期間、収穫できることを目標に種まきを工夫しました。
近くに寄って見てみると、マルチが張られた穴から小さな小さなトウモロコシの芽がこんなに出ています。
そして、畑の周りには「ひまわり」もたくさん咲かせるそうです。
女性に弱い、諭吉っちゃん。ひまわりが咲いたら美人の女性にオマケしちゃうつもりかしら・・・。