2003年7月20日〜8月31日にファーストトレインにお泊まりのお客様には、目の前の畑で高原野菜の無料収穫体験をしていただきました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。夏の高原野菜の味は格別!新鮮な野菜とふれあって楽しい思い出をつくっていただけましたでしょうか?また来年もいらしてくださいネ!
〜こんな人が野菜を作っています。〜
この人が諭吉っちゃんです。得意の照れ笑いで。
度々ファーストトレインのディナーに登場する「目の前の畑のゆきっチャン(福沢諭吉の諭吉って書くんですよ)」というオジサンが作るジャガイモがその畑で採れたものです。
諭吉さんはパッと見た感じは恐そうなんですが、この辺一体の大地主であり、笑うととても可愛らしくて、実はとても照れ屋さんです。トラクターに乗って作業している諭吉さんの姿がよく見られます。エンジ色の帽子がトレンドマーク。もっと驚いたのが“骨董好き”という隠された一面にウフフ。古いレコードに、蓄音機、昔の職人さんが手掛けた古民具に目がないそうです。こんな諭吉さんのことを知ってもうと、ますます諭吉さんの作る高原野菜の収穫が楽しみになるのではないでしょうか。
雨の後の雑草刈りは欠かせません。トウモロコシを大きく育てるために、そして夏にこの畑に収穫体験に来て下さる皆さんが畑の中を歩き安いように、という優しい心遣いに諭吉っちゃんの優しさを感じるのです。
▼畑日記
9月2日
ゆきっチャンのトウモロコシの収穫体験がオワリになりました。朝からゆきっチャンは畑に入って皆さんの元へ旅立ったトウモロコシの枝(?)だけになった背の高い茎を次々に倒しています。収穫の時はヒトの顔だけがチョコチョコ見えていたのが、見晴らし良く、ゆきっチャンの姿が見えます。今日は日中とっても天気が良くて真夏のような暑さだったせいか、よくよくゆきっチャンの姿を見ると、上半身が裸でした。
8月20日
今日は、この夏休みだけでも3回も遊びに来て下さっている小倉トーストの会の会長さんとゆきっチャンのトウモロコシ畑へ出掛けました。大騒ぎしながらの収穫です。『"私は美人だー" と畑の真ん中で叫んだら、10本ぐらいやっても良いゾ』とゆきっチャン。また何を言いだすかと思ったら。でもその勇気は、私も彼女もありませんでした。
8月19日
今日ゆきっチャンが、お客様のチェックイン前にトラックにどっさりと大根とズッキーニを持ってきてくれました。ゆきっチャンの作る夏野菜は別格です。それからまたトラックに戻って、今度は何かを持って来ました。上皿天秤です。「最近オークションに来ねえからつまらんじゃん。顔出してえ。」“ええ、もちろん行きたいわヨ。でも夏休みが終わってからネ。”と言うと「これ昨日せり落として来た、くれてやるヨ。」まあ、ゆきっチャンまで私の誕生日を知ってたの?ありがとう。でもわたしはいつでも23才ヨ。
8月17日
トウモロコシ収穫が始まっています。目の前のゆきッチャンの畑に、皆さんが入っていきます。それぞれの手にはあのトウモロコシ達が。見送りながらその姿を見ていると嬉しくなります。皆さんのお家に連れて帰ってもらって食卓に並べてもらうのヨ。清里のお土産話をしながら食べてもらえたら素敵ネ。そうそう、このトウモロコシの品種ですが「甘えん坊」という種類です。
8月15日
いよいよ明日からゆきッチャンのトウモロコシが遊びに来てくださっている皆様の手で収穫していただけます。今日お泊まりのお客様は明日のチェックアウトに甘いトウモロコシを是非お持ち帰りくださいね、そうよ、コーンスープ”じゃなくて“トウモロコシのスープ”のあの“トウモロコシ”です。ゆきッチャンも少し緊張しているのか、明日を控えて電話がありました。(ちょっと笑えます。)ウフフ、大根は今日で終わりです。オバチャンありがとう。
8月10日
昨日の大雨に強い風がまるで信じられない程、晴れた今日のトウモロコシたちは少し斜めになりながらも、よく頑張りました。ゆきッチャンも畑のトウモロコシを憂いむかのように、一本一本確かめています。"あと5日だナ!" と言いながら、ほんのり黄色くなったトウモコロシを一つ手折って"ちょっと早いが食ってみろし" とくださったの。でも何だかずっとずっと日記をつけながら、トウモロコシを発芽から見てきたせいか、食べてしまうのがもったいない気さえして、今この手の中にあるトウモロコシがカワイくて仕方ありません。
8月9日
今日は朝から強い雨と風です。トウモロコシたちは必死に、それでもユサユサと揺れながらガンバッテいます。台風に負けるナ、トウモロコシ!!
8月8日
台風が近づいているとのことです。トウモロコシたちが心配でなりません。だって色付くのを待っている段階まで来ているのですから。遠くへそれてくれないかナ....
8月4日
ゆきっチャンのトウモロコシが早く早く食べたいナーと朝一番に玄関を開ける時、必ず畑に目をやります。今日はゆきっチャンに今のトウモロコシの実を見せてもらいました。色が黄色く付く前の実です。まだ粒は小さいのですが、ビッシリと揃っています。ワクワクします。もう少しのガマンネ!
8月1日
いよいよ8月に入りました。お客様の皆さんに毎日畑をご案内しています。今は牧場通りから入る大根がたっくさん出来ているのヨ。オモシロイのは、土から出ているのが葉っぱだけだから、抜き取ったらうーんと長いのや太ったのや、2本足みたいになってるのや.....。何か当たりクジみたいでウフフです。ところで目の前の畑のトウモロコシも、今私の目の高さまで伸びて来てるワ。あと収穫までもう少し。
7月22日
今日はゆきっちゃんが立派な立派なズッキーニを持って来てくれました。トウモロコシの畑の脇で作っているのです。私たちだけでいただくのはもったいないので、今日お泊まりのお客様の晩餐にも出させていただくことにするワ。ところでトウモロコシのてっぺんに今それぞれヒゲのような黄色の花がついています。背丈ももう私の胸あたりの高さです。このヒゲのような雄花の花粉が真ん中あたりの実になる花に受粉して、どんどん大きくなるのです。ウフフ、ゆきっちゃんに教えてもらったのヨ。だって私、ホントはあのてっぺんのヒゲの花がトウモコロシの実になる部分だと思って、ゆきっちゃんに大爆笑されたんデス。皆さんは知っていましたか?
7月21日
えっホント!?ダイコンの畑にTV局がきたの?清里に来て下さっている皆さんがあんまり楽しそうに収穫しているからじゃないかしら。ウフフ、大きいダイコン引っこ抜けましたか?
7月20日
諭吉さんの畑はトウモロコシもぐんぐん背丈を伸ばしています明日から夏休みの野菜収穫体験がいよいよ始まります。清里の空気をたっくさん含んで大きくなった「ダイコン」からスタートです。見事に揃った畑の野菜達・・・ちゃんと皆さんのお家に連れて帰ってもらうのよ。
7月19日
トウモロコシの実になる小さな部分を発見!! いよいよこれが皆さんの元へと旅立つトウモロコシです。清里の美味しい水と空気をたくさん含んで、もっともっと大きくなあれ!!トウモロコシはお盆の頃よ。いよいよ明日から大根の収穫が始まります。是非皆さんも、おみやげに持って帰ってネ。
7月14日
久々の雨上がり、空はまだ少し雲です。諭吉っちゃんに誘われて、清里のあちらこちらの高原野菜の畑を見て回りました。車で5分の畑には「ダイコン」が花を咲かせていました。ダイコンの花って皆さんみたことあるかしら?大阪育ちの私は初めてヨ!夏休みの始まりは皆さんにはダイコン抜きの体験してもらえそうです。目の前の畑のトウモロコシはその後ヨ。続け続け夏野菜。
7月10日
このところ雨の多い清里です。諭吉っちゃんが午前中に我家にやってきました。手には木製の大砲を持ってです。「こういうの好きでしょ。木の小物とか、くれてやるよ。」骨董好きの諭吉っちゃんからのプレゼントです。何だか“大砲”というのが諭吉っちゃんらしくて笑えます。今日は畑の話じゃありませんでした。
7月3日
今日は、とっても良い天気で高原の風が気持ち良くて、私もトウモロコシを間近に見に行きました。ナントナント、もう、私のヒザまで丈が伸びていました。
6月28日
今日は、トウモロコシの畑にいよいよロープが張られました。夏休みに遊びに来て下さる皆様に“ここがトウモロコシです。”という目印のロープです。日に日に伸びてゆくトウモロコシ達はなんだか、このロープを張った途端に急に立派に見えてきて、それぞれ威張っているように見えます。まるで小さな子供が初めて蝶ネクタイを付けてもらった時みたいに、、、。
6月27日
今日はゆきっチャンがまた例の"おいしい初乳が手に入ったゾ" とファーストトレインに持ってきてくれました。"オレは今日作業だからチーズ作ってやれんけど、出来るよナ" とのこと。ちょっぴり不安な私は"プリンに使ってもいい?" と尋ねてみました。"オレはプリン作ったことネェーから、ワカランケドサ" とのこと。ウフ!! プリンならまかせて!! 後でゆきっチャンにも届けるネ。
6月26日
今日は、諭吉っちゃんを筆頭にまたまたオーナー達も一緒に芽かきの作業です。これは1本の苗に小さなトウモロコシをたくさん付けさせてしまうより、うんと美味しい元気で大きなトウモロコシに育てるための儀式なのです。さわやかな風になびく苗達も気持ち良さそうでした。
6月24日
今日はたくさん雨が降っています。そんな中でゆきっチャンは合羽を着てトラクターにまたがっています。ちょっと肌寒い清里、カゼひかないでネ。
6月20日
今日は畑で「芽かき」の作業です。オーナーたちも皆でゆきっちゃんのお手伝いに行っています。
6月15日
すいぶんトウモロコシの芽が大きくなりました。もう葉が6枚出ています。ファーストトレインの窓からも苗が出ているのが見える程です。近づいて、今日は苗の高さを計ってみました。一番大きいのは25cmにもなっていました。
6月8日
1本ずつになった芽たちは選ばれた芽で、夏に遊びに来て下さる皆様に「トウモロコシ」になってお会いする芽です。大きくなあれ。今日は日中の気温も上って来ました。朝食前に良い空気を吸いに散歩に行かれる人がたくさんいました。
6月6日
えっ!! えー・・・あの1つの穴からショロショロと数本伸びていた芽が、みんな1つの穴から1本の芽になっていました。間引きと言って1番元気で良い芽を残して、丈夫な苗にするそうです。1つの穴から出ているこの1本は選ばれた芽たちなのです。
6月5日
今日はとっても良い天気です。トウモロコシ達も気持ち良さそうです。こんな日の昼食は庭のベンチでオーナーと並んで座って食べます。広がる景色の畑の線色もご馳走の一品にして。
6月1日
大変です!!トウモロコシの芽が出ています。いつの間に!!土からショロショロ、一つの所から4〜5本芽が出ています。何か声に出して、"エライエライ、あんた達みんなイイコ" って言ってやりたくなります。今日のちょっぴり強い風に負けず、必死に根を張る、小さな芽はとても愛しいです。
5月31日
台風の影響か、雨が清里にも降っています。でもそれ程ヒドクないです。夜は強い風が吹いていました。ガンバレ、トウモロコシの種たち!!
5月30日
清里とっても良い天気ヨ。でも台風が接近しているそうです。ホントかナァ。さすが諭吉っちゃん、自然をあいてにしているので、お天気にはとても敏感です。朝から畑の手入れをしにトラクターに跨っています。
5月28日
体験学習で中学生の皆さんが泊まっています。夜に畑を皆さんと一緒に歩いてみました。灯もなく、今日は星も見えないのですが、野菜達の眠っているこの畑は暗くても優しく暖かい気がします。
5月26日
今日は諭吉っちゃんの軽トラックがファーストトレインにやって来ました。知り合いの子牛が生まれて、その親牛の初乳が手に入ったとのことで“チーズを作ってやる”と言ってくれました。4リットルの牛乳を大きな鍋で沸騰させ、その中に酢を入れるとみるみるうちに固まりと水分に分離しました。出来上がった湯気のあがる真っ白なチーズにカンゲキしていると、あの例の諭吉っちゃんらしい照れ笑いです。それにしても、畑の作物以外にもチーズまで作っちゃうなんてスゴイです。
5月20日
アーノルド・ローベルの“ガマくんとカエルくん”(早く芽がでないかな〜)の話を知っていますか?私も畑が毎日気になります。今まさにガマくんの気分なのです。
5月19日
夏休みにたくさんのお客様に美味しい野菜を味わってもらいたくて、今日もまた新たに種を蒔きました。早く芽が出ないかなあ。
5月18日
畑に驚く程の勢いで繁殖する雑草。美味しい野菜を作るためには、この雑草との格闘に負けられないのです。
5月17日
諭吉さんは仕事の合間を縫って必ず畑にやって来ます。芽はまだ出ていなくても見に来てくれます。
5月14日
諭吉さん(畑の地主さん)を先頭に、オーナーもお手伝いです。1粒1粒大切に種を蒔いていきました。