館内に飾られている雑貨は、ピンクとハートがテーマになっています。パイン材のカントリー家具は全てにハートをあしらってあります。また、トールペイントは全てママの作品です。一度遊びに来てくださったお客様が二度目、三度目となる時、こっそりとどこかに一つ違うものを加えておきます。『最新のものはコレっ!』っと見つけてもらえるのを楽しみににしています。夕食の終わった後は、希望者がおれば随時トールペイント教室を開催しています。300本以上ある絵の具とお好みの白木材を選んで、丁寧な指導のもと、約2時間の体験コースです(中級、上級ースもあり)。完成した作品は、どこにも無い世界でたった一つの、何よりのお土産になることでしょう。カップルでのご参加も多く、一生懸命作った作品を二人で交換する場面に胸がいっぱいになることも・・・。中級、上級の方には、テクニックのお悩み相談や、いろんな技法の伝授が好評です。やってみたかったんだけどチャンスがなくって、という人もお気軽にお声をかけてください。

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「先生〜、センセー!!あっ、ナンテ呼ばせてもらえば良いですか?」

 今シーズンもいよいよスタートした学生旅行、今日は18人の男子生徒の皆様です。
ファーストトレイン開業前の曾ての職業は幼稚園教諭、トールペイント教室では師範として日々「先生」と呼ばれる事には、慣れていているのですが、、  

 「そうね、、ファーストトレインの常連のお客様達はチヅルさんて呼んでくださっているんだけれど。孫達は(チールちゃん)なのね、、私、4人の男のコの孫が居るグランマなのよ!」  

「あ!!じゃあグランマって呼んで良いですか??グランマ〜!!!」
 「グランマー」「グランマ〜」
   「グランマ〜!!」
 
 御迎えしている学生の皆さんの年齢に、年々近くなるワンパク王子の孫ーズと重なってあっという間に打ち解けて、会話も弾みます。
 またよく気が付くお行儀の良い様子に、スッカリ感心してしまいましたとも。 
 
 翌日の朝食後は各ペンションでの体験教室。
ファーストトレインではモチロン、トールペイントがお決まりです。
 どの生徒の皆さんも真剣に説明を聞いて筆を滑らせてその素晴らしいこと!

 ところが、トールペイント作品の完成がに差し掛かる頃から徐々に近づくお別れの時間を意識し始めて口々に
 「グランマ〜、もっと話ししていたいー、」
 「ここでずっと居たい!グランマ〜」
  「ねぇ、グランマもバスに乗って一緒に行こうよ〜」

 最後の最後までキュんとする事ばかり言って下さるんですから、、、

 学生旅行にて過ごしたこの旅の思い出をトールペイント作品に込めて、、世界に1つしかないお土産です。  






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