蓄音機3
ええ、「また」です。2台、3台、、、の3台目がやって来ました。箱のフォルムに魅せられてしまったのです。上蓋の宮型と音量調整のための扉付の職人技とフォーンの部分は、またレトロな木細工が心をくすぐります。レコードも拾う音もこれまた、とてもやわらかくて素敵です。
ところが1つだけとても我がままな部分を持ち合わせていました。何と、あの私の大好きなパティペイジのテネシーワルツのレコードだけを、どんなになだめすかしても、いつもよりゼンマイをたくさん巻いてあげて最高の針の装着をしてあげても、演奏してくれないのです。パティペイジはもしかして、この蓄音機さえも酔わせてしまうのかもしれません。でもいつか必ず私の願いを叶えてくれると信じているのですが、、、。


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