ファーストトレイン「諭吉っちゃんの畑」の日記 2017年版


こんな人が野菜を作っています!
この人が諭吉っちゃんです。得意の照れ笑いで。
度々ファーストトレインのディナーに登場する「目の前の畑のゆきっチャン(福沢諭吉の諭吉って書くんですよ)」というオジサンが作るジャガイモが、その畑で採れたものです。
諭吉さんはパッと見た感じは恐そうなんですが、この辺一体の大地主であり、笑うととても可愛らしくて、実はとても照れ屋さんです。トラクターに乗って作業している諭吉さんの姿がよく見られます。エンジ色の帽子がトレンドマーク。もっと驚いたのが“骨董好き”という隠された一面にウフフ。古いレコードに、蓄音機、昔の職人さんが手掛けた古民具に目がないそうです。こんな諭吉さんのことを知ってもうと、ますます諭吉さんの作る高原野菜の収穫が楽しみになるのではないでしょうか。
雨の後の雑草刈りは欠かせません。トウモロコシを大きく育てるために、そして夏にこの畑に収穫体験に来て下さる皆さんが畑の中を歩き安いように、という優しい心遣いに諭吉っちゃんの優しさを感じるのです。
▼あいのはらのハートが一つになって行動する住人地図
 
※見かけたら声をかけてみて下さい。

▼畑日記
今年は春が一進一退しながらやってきました。突然の気温大上昇に諭吉ちゃんも、慌てる慌てる。マルチを急いで貼りあげて苗の準備です。さてさて、今年の諭吉ちゃんの畑は、どんなドラマが繰り広げられるかしら。始まり始まり…。

8月31日
 8月もいよいよ最後。天候不順で心配したトウモロコシも何とかこの夏も実を付けてご宿泊の皆様へご案内することができました。
諭吉っちゃんのトウモロコシの畑へのご案内は今日で終わります。
 さてさて、諭吉っちゃんからの例のお誘いに、今日は何がなんでも行かなくちゃ!
 毎朝、諭吉っちゃんに畑の入り口まで「へえ、ほぉ行けっ、へえっ」って引きずられながら連れてこられて頑張ってくれた諭吉っちゃんご自慢のペットのヤギにも、ごあいさつしなくちゃ!!
 トウモロコシを毎日ボランティアで焼いてくれた梅ちゃん、アゼチャン夫妻も誘って、今年は畑でお疲れ会です。
 え?!皆さんが心配してくれてる例のやつ??
 お陰様で畑にはコンセントが無いのでご安心を!
なんてったって「唐獅子ボタン」や「赤いくつ」が畑に鳴り響いたら大変大変。
畑に残ったトウモロコシとナスビ、諭吉特製チーズで乾杯して今年最後のトウモロコシを堪能しました。
 諭吉っちゃん、今年もお疲れ様、本当に有り難うね!!
  また来年もヨロシクね!




8月27日
 夏の常連のお客様達を諭吉っちゃんの畑に毎日案内して、あっという間に8月もあと数日。
今朝も皆さんを送り出した後、10時を回った途端に電話が掛かってきました。
 例の鼻息だけが聞こえる電話に、すぐに相手が誰だかわかりましたとも。
 「諭吉っちゃんでしょ?!ナニ?どうしたの??」と、先に私から切り出します。
 すると、「ヘエ、モロコシ食うだか?!待てど、暮らせどなかなか来れねえ誰かさん!!持ちにいくぞ!」ですって!!
キャー、嬉しい嬉しい!!
1分もしないうちに、玄関には諭吉っちゃんが両手に焼きトウモロコシともぎたてのを袋が引きちぎれそうなのをぶら下げて立っていました。
 有り難う、有り難う!!
 今年は特に畑に向かう時間がみつけられずにいました。

夏は時間との勝負、畑に皆さんを見送った後は、素早く魔女に変身だからさあ、いつも皆さんを見送りながらこっちから良いなあ良いなあ、って。
 でも、皆さんが喜んでトウモロコシを手にしてくださっているのを見届けられたら、それで充分よ!なんて、ちょっとヤセガマンしてたのよ。
とーっても、食べたかった〜!

「オウ!!夏の最後は何がどーでも来るだぞ!!てへへへへー。」と言いながらニマニマしています。
笑えるなあ〜。




8月16日
 清里にも毎日のように雨が続く中、諭吉っちゃんの畑のトウモロコシを楽しみにしてくださる皆様に申し訳無くて、諭吉っちゃんに朝、電話をしてみました。
 「へえ、しょうがねーこったさなあ。特別だかんな。人は畑のなかは入れれねーだぞ。」と、言いながらもナントナント、畑に出てきてくれて楽しみにしてくださっているトウモロコシを諭吉っちゃんが雨の中、畑に入って採ってくれたのを皆さんにコッソリくれることになりました。
 今日は畑を手伝う梅ちゃんの小学校時代のお友達家族も、お泊まり下さっていますし、常連の深田さんファミリーも来て下さっていますから、大喜び!
 諭吉っちゃん有り難うね!
そのあと、全身ずぶ濡れになった諭吉っちゃんがファーストトレインにやってきました。
何かまた1つ2つ言いに来たのかなあ、、と恐々ソッとドアを開けると
「へぇ、何やってるだ、誰かさんにもヤルさよ!」と、雨粒で濡れたトウモロコシをパツパツに袋がちぎれそうなくらいに入れて私にも持ってきてくれたのでした。
 諭吉っちゃん〜、有り難う有り難う!

「夏が過ぎたら、へぇ覚えとけ。てへへへ、行くだかんな!」
キャー出たー、わかりました、わかりました。
 喜んで(?)付き合うよ!




 
8月12日
 いよいよお待ちねの諭吉っちゃんの畑のトウモロコシが収穫できる日がやってきました!!
 朝から皆様にご案内して早速チェックアウトしてお出かけです。
 諭吉っちゃんが畑に居る時間は、いつもの9時から10時まで!
皆さんが畑からトウモロコシを手にしているのが見えてうれしくなります。
10時を回って畑に誰も居なくなった頃、諭吉っちゃんが家に帰る前にファーストトレインにトウモロコシを持って来てくれました。
「へえ、お初!誰かさんのオヤツ!!!」キャー、ヤッタア!
有り難うね、諭吉っちゃん!!




 
8月11日
 フィールドバレエが終わってその翌日からトウモロコシが、、なんて思っていましたが千秋楽の花火が鳴った後からのスゴい雨がまだ残り朝から諭吉っちゃんの畑が見えない霧が立ち込めています。
案の定電話がかかってきました。「へえ、これじゃ畑にも入れんさよ」仕方ありません、、、。
明日はどうか晴れますように!!
待ち遠しい待ち遠しいトウモロコシです。




 
8月8日
 ヒマワリが咲き始めたね!畑のトウモロコシはまだかな、、

ファーストトレインの清里広報部長のキヨさんが今年もフィールドバレエをご覧になりに元職場のお友達とナベちゃんと合流して遊びに来て下さっています。
 朝食後、突然ファーストトレインから皆を置いて駆け出していきました。
 キヨさんにはちゃんと見えていたみたいです!
諭吉っちゃんが畑にトラックで入って来たのが。
「諭吉っちゃんが美人にあげる為に畑にぐるりと植えたヒマワリをキヨさんは、まだ1度も未だもらっていない!!、ワタシは諭吉っちゃんの茶飲み友達になってあげたのに!」と言いにです。
 諭吉っちゃんもキヨさんの勢いに「へぇ畑から引こぬいて根っこも付けてやるよ!」なーんて話になったみたいですよ。
 えそれはエライこっちゃ!!
さて、どうする?




8月1日
 ここへ来て、台風の影響かお天気が安定せず薄雲る空に、それでも諭吉っちゃんの畑にはトウモロコシが穂を立ち上げ始めました。
実が色づき始めるのはあとどのくらいかしら、、。
羊達も、トウモロコシのおこぼれを楽しみにしてるようです。




 
7月24日
 暗くなった諭吉っちゃんの畑あたりから、「メぇ〜」と鳴き声が聴こえます。
諭吉っちゃんのペットのヒツジたちの声が何か何か違います。
諭吉っちゃんのヒツジ風邪引いた?!
 ンンン??目を凝らしても暗くて見えませんが、、
まさか昨年秋の続ドナドナ事件じゃないでしょうね。
 ちょっと心配になってきました。
明日早く起きて見なくちゃ!!
 トウモロコシを楽しみにしている夏の常連の皆さんが、くれぐれもガッカリすることが無いように頼むよ!!




 
7月10日
 バラのオープンガーデン期間が終了して、花がら切りと夏剪定を終わらせた途端、やって来ましたやって来ました、諭吉っちゃんが!!


オーナーのブルーベリーの畑の脇には例の諭吉っちゃんの銀のトラックが横付けされています。
そうなれば、ホラね、、ベンチに座り込んでますとも。
「バラの剪定が済んだのを知ってるだからな、来てやっただぞ!」と言わんばかりにです。
さてさて私達もベンチに座ってオヤツにしますか。
諭吉っちゃんのトラックの向こうではトウモロコシが順調に育っていますよ。


6月27日
 ファーストトレインの庭ではいよいよバラを愛でるオープンガーデンが始まりました。その向う側の畑が諭吉っちゃんの畑です。
バラのお客様が来るたびに、銀色のトラックが畑の中をウロウロしながらコチラヘチリチリと近づいて来ているのが見えていました。
 とうとう、オーナーのブルーベリーの所まで来てしまって、何度もそこから片手を上げてアピールしています。
でも今は諭吉っちゃんの相手になれません。
 終には痺れを切らせてやって来ました。
「へえ、バラ咲いたなあ」いつも平気でやって来るのに、バラ好きのマダム達に、珍しく遠慮していたみたいです。
ところが、ここへ来た途端、もう平気になっていつもみたいにテーブルに座っています。
ガーデンの受け付け係さながらです。
ま、いいか、宿泊のお客様がいらっしゃるまでの間だけよ!!
そこへ静岡から和枝さんと玲子さんもバラを見に来て下さって、諭吉っちゃんがここに座っていてビックリしていました。
一緒に並んでお茶を飲んで、超ご機嫌の諭吉っちゃんです。





 
6月20日
 ファーストトレインの2階に新しく出来たテラスから諭吉っちゃんの畑がぐるりと見渡せるようになりました。
アチコチと緑の面積が増えてきたなあ、、なんて眺めながら思っていたらドアのベルが鳴りました。
慌てて階段を降りて行くと諭吉っちゃんが居ました。
どうやって来たのかしら?!私は今、諭吉っちゃんの畑を見渡していたはずなのに、諭吉っちゃんがこちらへ歩いてくる姿全然は見えていませんでした。
「どうやって来たの??私、今、上から畑を見てたのよ!」
「おぅ、どうやっても、こうやって来ただからここにいるだよ、」なんだかまた解らない答えと共に
「へぇ!お初だぞ!!」と、沢山のラディッシュを持って来てくれました。
 採りたて新鮮を有り難う!それにしてもどうやって、、。かしら。




5月23日
 ファーストトレインの目の前の畑にある牧草地には、諭吉っちゃんのペットの羊が居ます。
昨年の秋、ドナドナ事件があって以来ここ最近、いや昨日までは2頭のはずでしたが、、、ヤヤヤ?!3頭になってる??
私の目が確かなら、の話ですが。
ウ〜ム、目を細めてみてもどう見てもヤッパリ3頭、2重に見えてるのではないようです。なんだか大っきいのが交じってる、、、
いつのまに!!!
程なく銀色の諭吉っちゃんの軽トラが畑に入ってきました。
私が牧草地をガン見しているのにすぐに気付いて諭吉っちゃんはこちらに向かってニヤニヤしながらやってきました。
「おぅ、昨日オレが産んだだよ!!テヘヘヘヘ〜」ですって!
それにしてもどっから、持ってきたのかしら、諭吉っちゃんたら。




5月19日
 五月晴れの気持ちが良い中、諭吉っちゃんが畑で畝間に苗を植え始めました。
ここで何かを植えるのは清里の高原のカッコウが鳴いたら、と言います。諭吉っちゃんの畑には判りやすい目印がもうひとつ!!


諭吉っちゃんの畑の中にあるこの山桜が目印なんです。
さあ山桜が舞い散ったら私の諭吉っちゃんの畑の日記も始まり始まり〜。



『過去の畑日記』